2012年 04月 20日
美術Ⅱ講座 講座紹介 |
美術Ⅱ講座
金曜日 10:30~12:00 新百合21ビル地下B2多目的ホール
12前期「ギリシア神話を描く -神話図像学への誘い」
講師(敬称略):武蔵野美術大学教授 篠塚千惠子
人が遠い昔に洞窟の壁絵を描いてから「描く人」「見る人」が絶え間なく存在してきました。そこで美術史が形成されたと思います。そして「養護する人」(パトロンですね)「研究し解説する人」(キュレーター?講師?)も昔から存在していたようです。バザーリのように。
ここに「見る人」とリンクしている「美術史を学ぶ人」の存在は?
私達はまさに「美術」と「人」をテーマに、浮遊(サーフィンのように?)してきたように思います。「印象派」を学んで「絵画展」をより楽しいものとし、「キリスト教絵画」を学び「巡礼の旅」に思いをはせました。
「ギリシャ神話」では?
講師篠塚千恵子先生からのヒントです。「ギリシア神話は西洋美術ではやはりキリスト教と並んで、最もよく主題にされる物語なのです。長く語り継がれ芸術全般に主題とされ続けているというのは、普遍的なものが溢れるほど詰まっているからだと思うのです。背後にある深い深い精神性、人間性、これは日本人にも響いてくるものがあると思います。美術史講座から、音楽その他の芸術ジャンルに広がっていくのは素晴らしいことだと思います。美術はそれのみで独立しているわけではありませんから。芸術のさまざまの領域、音楽、文学、演劇 等々と相互に影響し合って、さらには政治や経済とも複雑に絡み合っているものです」
「ギリシャ神話の講座?難しそう・・」とちょっとひいてた、あなた?
なんだかわくわくしてきたでしょう?
金曜日 10:30~12:00 新百合21ビル地下B2多目的ホール
12前期「ギリシア神話を描く -神話図像学への誘い」
講師(敬称略):武蔵野美術大学教授 篠塚千惠子
人が遠い昔に洞窟の壁絵を描いてから「描く人」「見る人」が絶え間なく存在してきました。そこで美術史が形成されたと思います。そして「養護する人」(パトロンですね)「研究し解説する人」(キュレーター?講師?)も昔から存在していたようです。バザーリのように。
ここに「見る人」とリンクしている「美術史を学ぶ人」の存在は?
私達はまさに「美術」と「人」をテーマに、浮遊(サーフィンのように?)してきたように思います。「印象派」を学んで「絵画展」をより楽しいものとし、「キリスト教絵画」を学び「巡礼の旅」に思いをはせました。
「ギリシャ神話」では?
講師篠塚千恵子先生からのヒントです。「ギリシア神話は西洋美術ではやはりキリスト教と並んで、最もよく主題にされる物語なのです。長く語り継がれ芸術全般に主題とされ続けているというのは、普遍的なものが溢れるほど詰まっているからだと思うのです。背後にある深い深い精神性、人間性、これは日本人にも響いてくるものがあると思います。美術史講座から、音楽その他の芸術ジャンルに広がっていくのは素晴らしいことだと思います。美術はそれのみで独立しているわけではありませんから。芸術のさまざまの領域、音楽、文学、演劇 等々と相互に影響し合って、さらには政治や経済とも複雑に絡み合っているものです」
「ギリシャ神話の講座?難しそう・・」とちょっとひいてた、あなた?
なんだかわくわくしてきたでしょう?
by kawasaki-ac
| 2012-04-20 07:12
| 講座風景 美術Ⅱ