2009年 07月 25日
自然(川崎学Ⅱ) 野外学習:川を調べる(1)(2) |
自然(川崎学Ⅱ)
講師:桜美林大学名誉教授 三島 次郎 先生
第4回5月20日(水)(多摩川下流兵庫島、宿河原堰)川を調べる(1)
第5回5月27日(水)(多摩川源流 丹波山村)川を調べる(2)
この2回の学習で多摩川の下流と上流での水質や生きものの違いを探った。
■5月20日:多摩川下流兵庫島、宿河原堰(多摩川の支川、野川と多摩川の合流点)
変動こそ河川の自然

①よい汚れと悪いよごれ
水清くして魚住まず・・水中の栄養塩の少ない
湖は生物の繁殖は少ない、適宜の汚れは必要
②自然を調べる
・何んのために、何をどのように調べるか
・調査結果を生かし、河川の自然を大切に
・自然の法則の理解の程度によって
・原理・原則の理解から生まれる合意の形成
・共通の言葉、「河の自然を大切に」
調査項目
①場所:多摩川本流・野川・浄化後の野川
②気温
③流速
④水温
⑤水素イオン指数(HP)・・アリカル性・酸性判別
⑥リン(PO4)
⑦チッソ(NO3)
⑧化学的酸素要求量(COD)
◆3名のサポーターのアドバイスをいただきながら測定しました

測定方法を説明するサポーター

流速測定の受講生

水質調査です

資料水の色で測定値を判定する
■5月27日:多摩川源流 丹波山村
各地から青梅駅に集合し、バスで出発(9時)→奥多摩湖→丹波山村(丹波川で川調査)→小河内ダム見学→青梅駅(16時解散)
途中奥多摩湖で小休憩 雄大な奥多摩湖の自然に癒されて・・・

丹波山村に10時に到着。丹波山村村営施設で、三島先生から学習説明をいただきました。

上部が、調査場所の丹波川です

まず、水温測定から

川の石の裏にはこんなに多く、大きな「生き物」生きものがいます・・・・拡大鏡で確認・名付記録

様々な生き物がいます・・下流の生き物と違います

水質測定です やはり下流よりきれいです、窒素・リンが低いです
帰りは、丹波山の山路より自然を満喫しながら戻りました。
新録の”雄滝雌滝”

二段からなる滝で上段
が雄滝・下段が雌滝です
丹波山の自然、新録路を歩く

丹波山村を後にして、バスで川崎へ・・・途中、奥多摩湖・都民の水がめ小河内ダムを見学
総貯水量1億8910万立方KM 満水時は都民の40日分の水がめ

高さ149m・昭和13年着工、32年完成(戦時中中断)
見えない自然のはたらき―調査を生かして―川の自然の大切さを実感されたのではないでしょうか。
楽しい自然とのふれあいの一日でした、三島先生ありがとうございました。
講師:桜美林大学名誉教授 三島 次郎 先生
第4回5月20日(水)(多摩川下流兵庫島、宿河原堰)川を調べる(1)
第5回5月27日(水)(多摩川源流 丹波山村)川を調べる(2)
この2回の学習で多摩川の下流と上流での水質や生きものの違いを探った。
■5月20日:多摩川下流兵庫島、宿河原堰(多摩川の支川、野川と多摩川の合流点)
変動こそ河川の自然

①よい汚れと悪いよごれ
水清くして魚住まず・・水中の栄養塩の少ない
湖は生物の繁殖は少ない、適宜の汚れは必要
②自然を調べる
・何んのために、何をどのように調べるか
・調査結果を生かし、河川の自然を大切に
・自然の法則の理解の程度によって
・原理・原則の理解から生まれる合意の形成
・共通の言葉、「河の自然を大切に」
調査項目
①場所:多摩川本流・野川・浄化後の野川
②気温
③流速
④水温
⑤水素イオン指数(HP)・・アリカル性・酸性判別
⑥リン(PO4)
⑦チッソ(NO3)
⑧化学的酸素要求量(COD)
◆3名のサポーターのアドバイスをいただきながら測定しました

測定方法を説明するサポーター

流速測定の受講生

水質調査です

資料水の色で測定値を判定する
■5月27日:多摩川源流 丹波山村
各地から青梅駅に集合し、バスで出発(9時)→奥多摩湖→丹波山村(丹波川で川調査)→小河内ダム見学→青梅駅(16時解散)
途中奥多摩湖で小休憩 雄大な奥多摩湖の自然に癒されて・・・

丹波山村に10時に到着。丹波山村村営施設で、三島先生から学習説明をいただきました。

上部が、調査場所の丹波川です

まず、水温測定から

川の石の裏にはこんなに多く、大きな「生き物」生きものがいます・・・・拡大鏡で確認・名付記録

様々な生き物がいます・・下流の生き物と違います

水質測定です やはり下流よりきれいです、窒素・リンが低いです

帰りは、丹波山の山路より自然を満喫しながら戻りました。
新録の”雄滝雌滝”

二段からなる滝で上段
が雄滝・下段が雌滝です
丹波山の自然、新録路を歩く

丹波山村を後にして、バスで川崎へ・・・途中、奥多摩湖・都民の水がめ小河内ダムを見学
総貯水量1億8910万立方KM 満水時は都民の40日分の水がめ

高さ149m・昭和13年着工、32年完成(戦時中中断)

見えない自然のはたらき―調査を生かして―川の自然の大切さを実感されたのではないでしょうか。
楽しい自然とのふれあいの一日でした、三島先生ありがとうございました。
by kawasaki-ac
| 2009-07-25 00:00
| 講座風景 自然(川崎学)